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【不可思議】2022年6月 FOMC後の株式・仮想通貨価の動向

FOMCは27年半ぶりに75bpの大幅利上げ

予想されていたものの、先月までは否定的だった75bpの大幅利上げとなりました。

歴史的な物価高を抑制するには、当初想定していた0.5%の引き上げでは不十分で、異例の大幅引き締めが必要と判断したみたいですね。

5月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.6%の上昇と、約40年ぶりの高い伸びを記録。
4月の前年同月比8.3%の結果を受け、「インフレは峠を越した」との楽観論が広がり始めていたが、『再び予想外に上昇したため』(パウエル議長)と説明し、「0.75ポイントの引き上げは明らかに異例であり、一般的とは考えていないが、次回の会合では0.5ポイントもしくは0.75ポイントの引き上げを行う可能性が高い」と述べた。

利上げを好感して株価が上昇と報道が続く

ちょっと何を言ってるかよくわかりませんね。
そもそも利上げで景気が回復、株価が上昇するならFRBはこんなに利上げに慎重になってないるわけがないはずです。

せめて「利上げ範囲が想定内であった」とか「一時的な利上げペースの加速により利下げまでの期間が短縮される期待感」とかだと思いますけどね。

個人的には一時的な小反発とみていますし週末にかけてさらなる下落を警戒するべきと考えてます。

ただ積立投資としてはドルコスト平均法を活かして粛々と買い続けていく事が重要だと考えてます。
もちろん銘柄選びを間違ってはいけませんが、短期的な相場の動きはあまり気にせず長期的な視点で日々過ごしたいですね。

※案の定巻き戻し分はジワジワと戻しました。明日以降での大きな下落を警戒するべきですね。

ビットコイン安値から反発も…?

出典:Trading View

ビットコインは今週も下落が続き、15日には一時2万ドル(約270万円)付近まで値を下げました。

暗号資産取引所コインベースのデータによると、仮想通貨で最も時価総額が大きいビットコインは13日以降で約15%、10日以降では3分の1近く下落した。6万9000ドル前後で取引されていた昨年11月の過去最高値からは約70%の下げとなるそうです。

ナスダックの反発に伴いビットコイン、その他アルトコインは8~10%近い反発となりました。
それでも仮想通貨市場の冷え込みは今後も続くと予測されます。

「テラ社(TerraUSD)」が、5月9日以降、米ドルとペッグ(固定)出来ない状況に陥り、わずか4日で価格が0.1ドル台まで急落したのを皮切りに「テザー社(USDT)」のコマーシャルペーパーに関しても疑念が払拭されずステーブルコインへの不安は大きくなりました。

また仮想通貨大手取引所コインベースが14日発表した、差し迫った不況と「暗号資産の冬」への懸念を理由に、全従業員の18%に当たる1000人の解雇など業界全体として明るいニュースが少ない状況です。

引き続き注意深く動向を見ていきたいですね。

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